塾を開業したいなら既存塾を買収しろ!成功のポイントとは

「子供のころは教師になるのが夢だった。今の会社をやめて塾を始めたい。」
「大手予備校で働いているけど自分で塾を経営したい。」

夢を叶えるために塾を開業しようと思った時、成功するために絶対に気を付けてほしいポイントがあります!

それは、「塾を開業するならゼロから自分で作るのではなく、既存の会社(塾)を買収してしまった方が絶対にいい!」ということです。

今回はその理由について解説していきます。

 

塾を開業するおおまかな流れ

それでは、自分で塾を開業しようと思ったらどんなことが必要なのかから確認していきましょう。重要な部分を抜粋するとこちらです。

  1. 授業内容を決める
  2. 場所を決める
  3. 生徒を集める

 

1.授業内容を決める

まずは、当然ですが授業内容ですね。これは、もともと教えた経験がある人であれば自分の中でコレが良かったというのがあるでしょうし、塾をやりながらでもどんどん改善していけるポイントですので焦る必要はありません。

さらに、どうやったら授業をより良いものに出来るかを考えることは、大変意義のあることですし、ある意味考えるのが楽しいポイントでもあると思います。前向きな気持ちで取り組めることでしょう。

 

2.場所を決める

続いて、塾を開く場所を決める必要があります。どれくらいの生徒さんを集めたいのか、場所は駅近なのか、都会なのか郊外なのか・・・

色々考えることはありますが、引っ越しなんかで新しい家を探している時って楽しかったりしますよね。夢の実現のために、新しくどこに塾を開こうか。こちらも楽しんで取り組めるお仕事かと思います。

 

3.生徒を集める

そして、最後に最も重要なのが「生徒さんを集めること」です。どれだけ良い授業をしても聞いてくれる生徒さんがいなければ意味がありません。そして、生徒さんが最初からいるかいないかが、「開業」と「買収」の最も大きな違いとなっています。

 

ゼロからの塾の開業は授業ではなく営業がお仕事

ゼロから塾を開業しようと思った場合、最初の生徒さんは0人です。まず初めにやらなければいけないことは営業です。どうにかして生徒さんを集めなければいけません。

あなたがどんなに授業が上手くても、どんなに子供から好かれていても関係ありません。とにかく営業をしなければいけないのです。

そして、この営業というのは上手くいけばいいですが、上手くいかなければとても辛いお仕事ですしたいていの場合は上手くいきません。

塾の開業で失敗する事例のほとんどが「営業」の部分です。とてもメンタルの強い人や押しの強い人でなければ成功できないのが営業なのです。

 

あなたは営業がしたくて塾を開業しようと思っている訳ではないですよね?絶対にこの授業と全く関係ない営業のステップは避けて開業すべきなのです。

そして、それを実現するのが塾の買収です。「営業力」ではなく「授業のうまさ」や「子供とのコミュニケーション力」をいかして塾を開業するなら絶対に既存塾を買収しましょう!

既存塾を買収すれば「授業のうまさ」で集客できる

既存塾を買収すれば生徒さんはある程度確保できています。すでに既存のネットワークや地盤がありますし、従来のやり方を踏襲すればやっていけないことはないかと思います。

そして、すでに生徒さんがいるため、良い授業を行えば口コミで生徒さんを増やしていくことができます。つまり、「授業のうまさ」で集客できるのです。

 

こうなればあなたが集中すべき事は「いかに良い授業をして生徒さんの成績を上げるのか」です。教師として頭をフル回転させるべきは生徒さんの成績を上げることであって、どうやって営業していくかではありません。

営業がしたいという人はゼロからの開業をしてもいいと思いますが、教師になりたいという人は間違いなく既存塾を買収すべきです

 

まとめ

塾の開業に当たっては特に免許や許可は必要なく開業そのものは容易な業界となっています。

しかしながら、実際にゼロから開業しようと思うと、とにかく営業活動に注力する羽目になり失敗する可能性も高いです。

成功するためには、既存の塾を買収しすでに生徒さんがいる状態から事業を開始することが秘訣です。生徒さんがいれば、良い授業をすることで口コミでどんどん生徒さんを増やしていくことができます。

教師の夢をかなえたいなら、ゼロからの開業ではなく既存塾を買収するようにしましよう。